MENU
- デザイン作成について
- 当サイトについて
- 和の卸の特徴について
のれんや風呂敷そして扇子など、日本独自の和物アイテムをオリジナルで製作される際に、家紋を入れた別注作成するお客様も多くいらっしゃいます。通常は家系や血統などを表すものですので、贈答用や内祝いなど個人様のお客様からのご注文の際に多いデザインの内容になります。
下記には、一般的に使われる家紋の種類と解説をさせて頂いております。新しい使い方で様々な意味や歴史になぞらえて、完全特注にて手拭いや法被そして提灯などの製造をお考えの際には、ご参考になって頂けたら幸いでございます。
武器として長い歴史を持つ弓矢は武家に好まれ、家紋として広く使われてきました。矢紋の種類は多く、多種多様なデザインが存在しています。士気上昇の意味合いがあり、チーム共通の手ぬぐいなどに最適な家紋です。
忠臣蔵で有名な浅野家の紋としても知られています。赤穂浪士の団結力にあやかり、イベントのスタッフ用の法被や扇子などに最適かもしれません。全員の気持ちが一つにまとまり、大成功へと繋がるかもしれません。
木瓜紋は絵柄が「卵を持った鳥の巣」に見えることから子孫繁栄を意味し古来から親しまれてきました。出産の内祝いに贈る、オーダーメイド風呂敷などに入れることで、その縁起の良さにあやかることができます。
花菱紋は平安時代、公家方を中心に広まった紋です。勝海舟の紋の中にも花菱が使われており、現在では上流者・有識者といった意味合いも含んでいます。目上の方や先生などへ送る、名入れ手拭いなどに使えます。
太平記の記述から続く歴史ある紋です。明智光秀の家紋として知られ、坂本竜馬の家紋にも含まれています。そのため立身出世や目標達成にまつわる紋として知られており、お店の暖簾などの作成におすすめです。
橘は蜜柑の仲間であり、厳しい冬にも打ち勝つ強い生命力にあやかり、紋に使われ始めたと言われています。常緑であるため縁起も良く井伊直助の家紋としても有名です。幅広い特注制作のアイテムに使える紋です。
柴田勝家の替紋として使われ、木瓜紋と同じく子孫繁栄の意味がある紋です。唐花はデザイン的な美しさから家紋に使われたという経緯があるので、ちょうちんなどの製作の際、賑やかしとして入れるのにも最適です。
落語の立川流でも有名な三階松紋。松は古来から長寿の象徴として扱われ、神社でもよく使われている紋です。長寿の御祝い品としてふろしきを贈る時など、この縁起物の家紋を取り入れれば「粋」かもしれませんね。
モチーフの双葉葵は、京都賀茂神社の神草であり縁起物です。現在では「徳川の繁栄」の意味合いが強く、のれんや半纏のプリントに取り入れれば、イベントや祭りの成功、商売繁盛の運気にあやかることができます。
藤は長寿で繁殖力が強くめでたい植物です。
藤紋は平安以降、藤原氏の繁栄と共に広まったとされ、この「上がり藤」はさらなる繁栄、上昇にあやかっており、贈答扇子や店頭の提灯などのデザインにおすすめです。
凛々しい鷹をモチーフにした鷹紋のデザインは勇猛さを表し、戦国時代に武士の間で好まれ流行しました。違い鷹羽紋と同じようにオリジナルはっぴなどへの別注名入れの際、上手く取り入れるといいでしょう。
ミョウガは神仏の加護を表す「冥加」にかけた縁起物で、茗荷紋の中でも最もポピュラーなものがこの抱き茗荷紋です。出雲大社や比叡山延暦寺でも使用し、贈り物のてぬぐい印刷などに気軽に使うことができます。