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提灯は古くからこの日本に伝わる伝統文化品であり、また現在でもさまざまな用途に利用されています。
そこでここではそんなオーダーちょうちんが与える効果について考えていきたいと思います。
提灯の最も基本的な用途はやはり、照明器具としてではないでしょうか。
室町時代よりも以前に中国から渡ってきたこの道具の原型はやはり、暗い場所でも明るくする器具としてであり、日本において独自に進化を遂げさまざまな利用方法が生まれはしましたが、やはり今でも照明器具としてのこれは、私たち日本人の心とも言えるのではないでしょうか。
余談になりますが、日本に古くから伝わる照明器具のひとつとして行灯(あんどん)というものがあります。
主に江戸時代の頃に広く利用されていたもので、基本的な構造はちょうちんと同じ、火を灯した蝋燭などを中に置いて、その火が風などで消えないように周囲を和紙などで覆ったものです。
この行灯と提燈の違いはその形状にあります。
行灯は基本的には縦長の立方体であるのに対し、提灯は円筒や卵型など丸みを帯びているもの指しているようです。
現代でも提灯は看板代わりとして通販などでも制作され、それを利用する業種はさまざまにありますが、その理由はやはりそれが持つ訴求効果ではないでしょうか。
日本独自のオリジナルアイテムであるからこそ、日本の庶民料理や伝統料理を提供するお店にとっては効果的な宣伝効果を発揮してくれるのです。
また江戸時代中期頃に製作された赤ちょうちんは、安い大衆向け居酒屋の看板代わりとして販売され、そういった店そのものの代名詞ともなっているのです。
現代における日本人に対して、提灯は癒しを与えてくれるヒーリングアイテムとしての効果もあります。
落ち着きと趣きのあるモダンなインテリアなどの照明には、この提灯をモデルにしたデザインが昨今では多く見受けられるようになりました。
これを見て癒しを感じることで、私たちが日本人であることを再確認させてくれるのです。